広告の改善を相談したい。でも、今すぐ予算を増やすのは難しい。
そんなときは、使える予算を前提に、何を優先して集客するかを整理するところから始めてみてください。この記事では、広告費の増額以外の選択肢を検討するために、経営者と運用担当者で確認したいことをまとめます。
最初に「増やせない予算」と「増やしたい成果」をそろえる
打ち合わせの最初に、次の二つを共有します。
- 今回、広告に使える予算はどこまでか。
- その予算で、どの商品・サービスの問い合わせを優先したいか。
「問い合わせを増やしたい」だけでは、どこへ予算を使うか決めにくいものです。予約を増やしたいサービス、対応できる地域、受け入れられる件数まで、事業側の希望を書き出してみてください。
予算の上限は、改善を考えるための前提です。最初に伝えておけば、運用担当者もその条件に合わせて案を出せます。
配信範囲を変える前に、内訳を見る
次に、全体の数字から一段掘り下げ、地域や配信対象ごとの広告費と問い合わせを確認します。
その際は、同じ期間・同じ問い合わせの定義で比べましょう。広告上の反応を見ているのか、実際の問い合わせを見ているのかも、打ち合わせでそろえておきたい点です。
数字を見るときの問いは、「どこが安いか」だけにしません。
- 優先して集めたい問い合わせにつながっているか。
- 費用を使っているのに、その後の状況が分からない対象はないか。
- 集客しても、現在の体制では対応しにくい地域やサービスはないか。
内訳が分からない場合は、まず確認できる資料をそろえます。材料がないまま、配信を止める対象を決める必要はありません。
絞る対象と、残したい対象をセットで決める
増額が難しいときには、配信対象を絞る案も検討できます。ただし、何を絞るかは案件ごとの判断です。
例えば地域を見直すなら、「この地域を外す」という変更内容に加えて、「こちらの地域の集客を優先したい」という理由も言葉にします。事業として残したい対象を決めてから、変更案を検討する順番です。
費用が高いという理由だけで外すのではなく、その対象からどのような問い合わせが来ているかも確認してください。
変更したら、次に何を見て判断するかまで決める
変更時には、対象・理由・確認する指標を短く記録しておきます。次の打ち合わせで、問い合わせの件数や内容を見ながら、変更を続けるか、戻すかを検討します。
管理画面の警告が消えたことだけを、改善の完了にはしません。今回増やしたかった問い合わせに近づいたかを確認するところまでが、判断の一区切りです。
予算の上限が決まっている状態でも、ご相談ください
八策マーケティングでは、広告運用とLP・問い合わせ導線の改善を支援しています。
「予算は変えられないが、どこから見直せばよいか分からない」という場合は、今の配信状況と、事業として優先したいことを整理するところからご相談ください。